天橋立でおすすめのホテルとは？温泉・グルメ・海の京都の魅力もご紹介！
古都・京都の丹後地方にある「天橋立」は、天空に迷い込んだかのような美しい景色が広がる、日本三景の一つとして有名です。
また、京都府の北部で日本海の宮津湾に接しているため「海の京都」とも言われ、カニやブリなどの美味しい海の幸が堪能できたり、天橋立周辺には温泉が湧き出ているので、温泉施設が多いのも特徴です。
そして、天橋立周辺には、美しい景色を一望しながら地元の食材を使用した美味しい料理を楽しめるホテルが数多く存在します。
本記事では、そんな天橋立とその周辺観光を満喫でき、美味しい料理とリラックスできる温泉が楽しめる、おすすめホテル10選をご紹介します。
コンテンツ
天橋立周辺のおすすめホテル10選
京都府北部に位置する宮津市には、日本三景の一つである「天橋立」があり、日本国内のみならず多くの外国人観光客が訪れる景勝地です。
ここでは、「海の京都」の美しい景色を楽しみながら、美味しい地元の食材を使用した料理や温泉でリラックスできる、おすすめのホテル10選をご紹介します。
天橋立周辺の魅力を最大限に感じることができるホテルばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
天然温泉&プライベートSPA 瑠璃浜
画像出典：天然温泉&プライベートSPA 瑠璃浜
「天然温泉&プライベートSPA 瑠璃浜」は、天橋立に溶け込むように存在する、全室に客室温泉を備えたプライベートヴィラです。
全20棟に、全国でも珍しい赤湯の天然温泉「金温泉」や、プライベートプールが付いており、自由な滞在を楽しむことができます。
さらに、個々のニーズに合わせて、オーシャンビュー、露天風呂、2種の客室温泉付き、サウナ付き、愛犬同伴可能など、個性豊かな9タイプの部屋が用意されています。
食事もさまざまなスタイルがあり、京都丹後地方の新鮮な食材たっぷりのグランピングBBQプランや、オリジナルで楽しむグランピングBBQ、お部屋でゆっくりと楽しめる日本海の旬が詰まった京懐石などがあります。
冬には、「カニプラン【冬季限定】活蟹を堪能」があり、活きたブランド蟹をお得に楽しめると大好評のプランが登場します。
そして、「天然温泉&プライベートSPA 瑠璃浜」では、ご宿泊の方を対象に天橋立駅より無料の送迎サービスも行っています。（事前にお問い合わせと予約が必要）
また天橋立の魅力を体感してもらうため、天橋立・元伊勢籠神社・伊根の舟屋を巡る観光サービスも行う予定となっています。
【詳細】
住所：〒626-0225 京都府宮津市日置3110
TEL：050-3161-4582
施設公式サイト：https://www.rurinohama.jp/
MARINETOPIA THE SUITE
「MARINETOPIA THE SUITE」は、京都・天橋立の壮大な自然を一望できる高台に位置する、全室にプライベートプールと客室内温泉を備えたスイートヴィラです。
一棟貸しのコテージタイプのヴィラは、全室スイートとなっており、敷地面積は685㎡から国内最大級の1,604㎡まであり、小さなお子様連れや親族での利用、グループでの旅行にもおすすめです。
さらに、愛犬と一緒に宿泊できるお部屋も用意されています。
全客室には、自家源泉から引いた新鮮な温泉を楽しめる客室温泉と、子供から大人まで楽しめる大型のプライベートプールがあり、非日常の空間を満喫できます。
食事は、選べるプランが豊富で、BBQプランや新進気鋭の料理人が調理する料理を部屋食で楽しめたり、直接レストランで楽しめたりと、どれも京都・丹後地方の新鮮な食材をたっぷり堪能できます。
冬の時期には、期間限定で「カニマルシェプラン」があり、京都の丹後地方近辺の有名漁港で水揚げされた地カニを、さまざまな調理法で楽しむことができます。
そして、「MARINETOPIA THE SUITE」では、ご宿泊の方を対象に天橋立駅より無料の送迎サービスも行っています。（事前にお問い合わせと予約が必要）
また天橋立の魅力を体感してもらうため、天橋立・元伊勢籠神社・伊根の舟屋を巡る観光サービスも行う予定となっています。
【詳細】
住所：〒626-0225 京都府宮津市日置4054
TEL：050-3161-4574
施設公式サイト：https://www.marinetopia-suite.com/
天橋立離宮 星音
画像出典：天橋立離宮 星音
「天橋立離宮 星音」は、宮津湾に面し、穏やかな海と美しい夜空を楽しむことができる、全室オーシャンビューの7室限定の特別な宿泊施設です。
全室には、国内でも珍しい海水と同レベルの塩分濃度がある露天風呂「金温泉」と、珍しい炭酸泉で肌の保湿効果の高い内風呂「銀温泉」の希少な2種の天然風呂とプールが付いており、海を眺めながら贅沢な時間を過ごすことができます。
食事は、施設内にあるダイニングにて、丹後地方の新鮮な魚介類を中心に、ミシュラン店で修業した一流のシェフが独創的かつ自由な発想で五感を刺激する、イノベーティブな料理を提供します。
冬場には、幻のカニと言われている「間人ガニ」も味わえます。
そして、「天橋立離宮 星音」では、ご宿泊の方を対象に天橋立駅からの無料送迎サービスを提供しています。飛行機でお越しの場合は、空港から施設への送迎相談も承っています。
（どちらも事前にお問い合わせと予約が必要）
また天橋立の魅力を体感してもらうため、天橋立・元伊勢籠神社・伊根の舟屋を巡る観光サービスも行う予定となっています。
【詳細】
住所：〒626-0225 京都府宮津市日置2686
TEL：0800-200-9887
施設公式サイト：https://www.hoshino-oto.jp/
天橋立温泉 ホテル北野屋
画像出典：天橋立温泉 ホテル北野屋
「天橋立温泉 ホテル北野屋」は、全室から天橋立を眺めることができる絶好のロケーションに位置しています。日の出から日没まで、美しい天橋立の風景の変化を満喫できます。
広々とした大浴場、開放感溢れる庭園露天風呂、そして貸切露天風呂も完備しており、地元の旬の食材を活かした食事と共に、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
【詳細】
住所：〒626-0001 京都府宮津市文珠100
TEL：0772-22-4126
施設公式サイト：https://www.hotel-kitanoya.jp/
天橋立ホテル
画像出典：天橋立ホテル
「天橋立ホテル」は、京都丹後鉄道天橋立駅前に位置するスパリゾートホテルです。
客室は和室、洋室、和洋室の3種類があり、お風呂は「神々の遊湯」をコンセプトに、天橋立温泉の美人の湯を利用したさまざまなタイプの温泉を楽しむことができます。
食事は、丹後の四季折々の味覚を堪能できるメニューを提供しています。
【詳細】
住所：〒626-0001 京都府宮津市文珠310
TEL：0772-22-4111
施設公式サイト：https://www.amanohashidate-htl.co.jp/
玄妙庵
画像出典：玄妙庵
「玄妙庵」は、天橋立の絶景を一望できる高台に位置し、豊かな緑と海が間近に感じられる静かな環境にあります。
室町時代から続く歴史を持つ純和風の館内は、静寂と柔和な空気が流れる癒しの空間となっています。
食事では、新鮮な魚介と丹後の旬の食材を使用した京風会席を楽しむことができます。また、展望風呂からは天橋立を一望することができます。
【詳細】
住所：〒626-0001 京都府宮津市字文珠32-1
TEL：0772- 22-2171
施設公式サイト：https://genmyoan.com/
天橋立 和のリゾート 文珠荘
画像出典：天橋立 和のリゾート 文珠荘
「天橋立 和のリゾート 文珠荘」は、天橋立に隣接して位置し、松並木と海の景色を楽しむ和のリゾート感を体験できます。
客室は、和室をはじめ、ツインベッド付きの客室や露天風呂付きの特別室もあります。
2023年4月にリニューアルした大浴場では、美肌の湯とも呼ばれる「天橋立温泉」と共に、サウナも楽しめます。
また、日本海の新鮮な味覚を使用した京会席料理や、特製の石窯で焼く石窯料理も魅力的です。
【詳細】
住所：〒626-0001 京都府宮津市天の橋立海岸
TEL：0772-22-7111
施設公式サイト：https://www.monjusou.com/
ホテル＆リゾーツ 京都 宮津
画像出典：ホテル＆リゾーツ 京都 宮津
「ホテル＆リゾーツ 京都 宮津」は、日本三景の一つである天橋立と宮津湾を一望できる高台に位置するリゾートホテルです。
全室がオーシャンビューの客室は、洋室、和室、和洋室があり、家族連れなど、さまざまなニーズに対応した宿泊プランを提供しています。
旬の食材を使用した料理や、丹後由良の浜からくみ上げた「宮津の湯らゆら温泉」も堪能できます。
【詳細】
住所：〒626-0068 京都府宮津市字田井小字岩本58番地
TEL：0772-25-1800
施設公式サイト：https://www.daiwaresort.jp/miyazu/index.html
神風楼
画像出典：神風楼
「神風楼」は、昭和初期の木造3階建てを活かし、和風モダンテイストを取り入れた造りとなっており、静かで居心地の良い時間を過ごすことができます。
天橋立を縦断する観光船の乗り場近くに位置しており、神風楼からは朝から夜まで移り変わる天橋立の表情を楽しむことができます。
また、温泉は、成相山麓から湧き出す肌に優しい湯となっており、神経痛・筋肉痛・疲労回復などに効果があります。
【詳細】
住所：〒629-2244 京都府宮津市江尻73-6（天の橋立一の宮海岸）
TEL：0772-27-0007
施設公式サイト：https://www.shinpuro.com/
ワインとお宿 千歳
画像出典：ワインとお宿 千歳
「ワインとお宿 千歳」は、江戸時代中期から続く老舗旅館を2000年にオーベルジュにリノベーションした宿泊施設です。
本館の全室はオーシャンビューとなっており、オーナーが手掛ける京都産のぶどう100%を使用したオリジナルの天橋立ワインや、地元丹後の豊かな山海の旬の食材を活かした料理を楽しむことができます。
また、極上の湯を味わえる天然温泉もあります。
【詳細】
住所：〒626-0001 京都府宮津市文珠472
TEL：0772-22-3268
施設公式サイト：https://www.amanohashidate.org/chitose/
おすすめホテルからみる天橋立に宿泊するメリット
天橋立やその周辺を観光する予定がある方は、ぜひ宿泊をしてゆったりと観光を楽しむことをおすすめします。
ここでは、日帰り観光では得られない、宿泊するからこそ堪能できる天橋立の魅力をご紹介します。
1日を通して「海の京都」の美しい景色が楽しめる
天橋立は、「海の京都」とも称される美しさを持つ、日本が誇る観光地の一つです。
天橋立周辺に宿泊する最大のメリットは、朝から夜まで、時を忘れてその絶景を堪能できることです。
朝には、朝日が水面に反射し、砂州に並ぶ松の木々が金色に輝く静かな景色が広がります。その景色は息をのむ美しさで、海鳥のさえずりや、遠くでの漁師の活動の音が、新しい1日の始まりを感じさせてくれます。
昼間は、太陽の下で輝く海や緑豊かな山々が広がり、天橋立を渡る船や活気ある町の様子も、じっくりと楽しむことができます。
そして、夕方には夕日が天橋立を赤く染め上げ、一度見れば忘れることができない美しさとなります。
夜になると、月明かりが浮かび上がる海と、夜の町の灯りが合わさり、静寂に包まれた天橋立の夜景はとても神秘的です。
このように、1日の中でさまざまな表情を見せる天橋立の魅力を最大限に感じ取ることができます。
地元の食材を堪能できる
天橋立は美しい風景で人気ですが、その周辺エリアでは、地元の新鮮な食材を使用した美味しい料理も楽しめます。
そして、宿泊することで、この地の恵みを一日中堪能することができるのが大きな魅力の一つです。
天橋立周辺にあるホテルでは、新鮮な海の幸をはじめ、地元でとれた旬の食材を使用した料理が提供されるので、地元の伝統的な料理をはじめ、その地の風土と文化を感じさせてくれる料理を堪能できます。
また、天橋立ならではのご当地グルメなどもあるので、日中の観光中にもさまざまなグルメを楽しむことができます。
点在した観光スポットをゆっくり回れる
天橋立は、日本を代表する絶景スポットとして知られるだけでなく、その周辺にも魅力的な観光地が点在しています。
各観光スポットはそれぞれ異なる魅力を持ち、一日では回りきれないほどですが、宿泊すれば翌日も楽しむことが可能です。
本記事で「天橋立周辺のおすすめホテル10選」をご紹介していますが、そちらを含む多くの宿泊施設は観光地の中心に位置しているため、効率的に巡ることができます。
一つ一つのスポットをじっくりと、心の余裕を持って楽しむことができるので、天橋立と周辺エリアの魅力を深く感じることができます。
【ホテルに宿泊したら楽しみたい】天橋立のおすすめ温泉情報
天橋立は景勝地としてだけでなく、実は温泉地でもあり、美人の湯としても知られている「天橋立温泉」があります。
ここでは、天橋立の美しい景色だけでなく、心身を癒す天橋立温泉について解説します。
天橋立温泉とは
天橋立温泉は、京都府宮津市にある歴史ある温泉地で、美人の湯としても知られています。
天橋立は近世以前から景勝地として有名でしたが、温泉ブームの訪れとともに1991年に温泉地として開かれました。
天橋立周辺の宿泊施設にも引湯が行われ、現在も多くの人々が訪れています。天橋立の美しい景色とともに、訪れる人々に深い癒しとリラクゼーションを提供しています。
天橋立温泉の泉質
天橋立温泉は肌に優しく、やわらかくしっとりとした感触のお湯が特徴です。泉質は、「ナトリウム-塩化物泉」で、弱い放射能と微量の鉄分を含んでいます。
これは療養泉にも数えられるほどの濃厚な泉質で、リウマチや神経痛、筋肉痛などの症状の改善に効果があるとされています。
また、この泉質は、体の芯から温める効果もあり、冷え性の方にもおすすめです。
【ホテルに宿泊して楽しみたい】天橋立のおすすめ観光情報
ここでは、天橋立に来たら行っておきたいおすすめ観光スポットを3選をご紹介します。
こちらでご紹介する所以外にも、さまざまな観光スポットがありますので、プランを考える際の参考の一つにしてみてください。
【おすすめ観光スポット1】天橋立五大観
「天橋立五大観」は多くの旅行者が訪れる観光スポットで、五大観とは、天橋立を異なる角度や地点から眺めることで現れる、5つの異なる景色を指します。
それぞれの観点から見る天橋立の風景は、四季折々の自然の美しさと相まって、訪れる者の心を魅了します。
ぜひ、5つの異なる観点から、天橋立の美しさを五感で感じ取ってください。
以下、それぞれ簡単にご紹介します。
飛龍観
画像出典：天橋立の絶景を楽しむビューポイント「五大観」（宮津市）
「飛龍観」は、天橋立を南から北を見た眺望です。
高い位置から天橋立を見下ろすことで、まるで飛龍が天を昇っているかのような景色に目を奪われます。
特に、夕暮れ時には夕日と共にこの風景を楽しむことができ、感動的な一瞬を体験することができます。
これは、天橋立ビューランドから見ることができます。
【天橋立ビューランド】
住所：〒626-0001 京都府宮津市字文珠
TEL：0772-22-1000
サイト：（公式）https://www.viewland.jp/access/
昇龍観（斜め一字観）
画像出典：天橋立の絶景を楽しむビューポイント「五大観」（宮津市）
「昇龍観（斜め一字観）」は、天橋立を北から南を見た眺望です。
天橋立傘松公園から見ることができ、股のぞきをすると、まるで龍が空に昇っていく姿に似ていることから「昇龍観」と名付けられました。
また、天橋立が斜めの一本の線として眼前に広がっているので、「斜め一文字」とも呼ばれています。
特に、晴れた日の青空とのコントラストが美しく、心に残る景色となっています。
【天橋立傘松公園】
住所：〒629-2242 京都府宮津市字大垣75
TEL：0772-27-0032
サイト：（公式）https://www.amano-hashidate.com/
一字観
画像出典：天橋立の絶景を楽しむビューポイント「五大観」（宮津市）
「一字観」は、天橋立を西から東を見た眺望です。
天橋立の横たわる姿が「一（いち）」の字に見えることからついた名で、宮津湾と阿蘇海を横一文字に区切る天橋立を望めることができます。
この景色は、「股のぞき発祥の地」とも言われている大内峠一字観公園から見ることができ、展望デッキや遊歩道も整備されているので、ゆったり絶景を満喫できます。
【大内峠一字観公園】
住所：〒629-2263 京都府与謝郡与謝野町字弓木
TEL：0772-46-0052
サイト：（公式）http://www17.plala.or.jp/ichijikan-kouen/
雪舟観
画像出典：天橋立の絶景を楽しむビューポイント「五大観」（宮津市）
「雪舟観」は、天橋立を東から西を見た眺望です。
ここからの眺めは、室町時代の水墨画家・雪舟が描いた「国宝天橋立図」と構図が似ていることが名前の由来となっています。
雪舟観は、獅子崎稲荷神社の上にある天橋立雪舟観展望休憩所から望めることができ、まるで絵画のような風景を堪能することができます。
また、宮津湾も一望できる絶好のスポットとなっています。
【天橋立雪舟観展望休憩所】
住所：〒626-0065 京都府宮津市獅子崎
TEL：0772-22-8030
サイト：（天橋立観光協会）https://www.amanohashidate.jp/spot/shizaki/
天平観
画像出典：天橋立の絶景を楽しむビューポイント「五大観」（宮津市）
「天平観」は、天橋立を正面から見た眺望です。
国の史跡にも指定されている丹後国分寺跡から見ることができ、天橋立の端から端まで見渡せる大パノラマが魅力です。
天平観は、2020年に丹後国分寺跡を保存管理する京都府立丹後郷土資料館の開館50周年を記念して誕生して加わったビューポイントです。
【丹後国分寺跡】
住所：〒629-2234 京都府宮津市字国分小字天王山
TEL：0772-27-0230
サイト：（京都府立丹後郷土資料館）https://www.kyoto-be.ne.jp/tango-m/cms/
【おすすめ観光スポット2】天橋立ワイナリー
画像出典：天橋立ワイナリー
天橋立ワイナリーは、海辺のぶどう畑を有する世界的にも珍しいワイナリーです。
こちらのワイナリーでは、目の前の阿蘇海で獲れる牡蠣の殻を活用し、農薬も必要な部分にのみ使用するなど、可能な限り自然栽培に近い方法でぶどうを育てています。
そして、手間ひまかけて栽培した高品質のぶどうを使用して、非加熱処理でワインづくりを行っています。
ぶどうの風味や香りを最大限に引き出した、濃厚でフルーティーな味わいは、多くの人を魅了しています。
天橋立ワイナリーでは、工場見学やワインショップの他にも、地元食材を使ったレストラン、米粉パンの工房などもあります。
【天橋立ワイナリー】
住所：〒629-2234 京都府宮津市国分123
TEL：0772-27-2222
サイト（公式）：https://www.amanohashidate.org/wein/welcome/aboutwinery/
【おすすめ観光スポット3】廻旋橋
廻旋橋は、天橋立の人気観光スポットの1つで、文殊堂のある陸地と天橋立をつなぐ橋です。
この橋は、通常は普通の橋として利用されていますが、船が通るたびに90度旋回する珍しい橋となっています。
多い日には船が通るたびに50回以上、中央から橋が90度旋回し、以前は人力で動かしていましたが、現在は電動式となっています。
ゆっくりと旋回して船を通す様子はとても趣があり、写真や動画撮影する方が多い人気スポットです。
【廻旋橋】
住所：〒626-0001 京都府宮津市文珠47
TEL：0772-22-8030
サイト：（天橋立観光協会）https://www.amanohashidate.jp/spot/%e5%bb%bb%e6%97%8b%e6%a9%8b/
【ホテルに宿泊して楽しみたい】天橋立のおすすめグルメ情報
天橋立を訪れる際には、絶景だけでなく、地元のグルメも堪能したいものです。
ここでは、天橋立周辺のホテルでの滞在を彩る、四季折々のおすすめグルメをご紹介します。
一年を通して味わえるもの、季節によって味わえるものがありますので、ぜひ参考にしてみてください。
春から夏にかけて楽しめる海の幸
天橋立とその周辺の丹後地方は、美しい景色だけでなく、新鮮な海の幸が楽しめます。
ここでは、春から夏にかけて特に楽しめる海の幸3選をご紹介します。この時期に天橋立や周辺エリアに訪れる方は、ぜひ食べてみてください。
丹後とり貝
画像出典：丹後とり貝の紹介（京都府ホームページ）
京都府北部の丹後地方で初夏（4月下旬〜6月下旬頃）に限定して獲れる丹後とり貝は、大型で肉厚、甘みが特徴のトリガイです。
一般的なトリガイの殻の大きさが6cm前後なのに対し、丹後のものは8.5cm以上と大きく、丹後地方の初夏の味として知られています。
また、丹後とり貝は、平成20年に公益社団法人京のふるさと産品協会が認証する「京のブランド産品」に水産物で初めて認証されました。
そして、翌21年には、特許庁の地域団体商標にも登録され、京都府のブランドとり貝となっています。
地元の宿泊施設や飲食店では、刺身・焼き・炙りなどで提供されることが多く、独特の風味とその美味しさは、一度食べれば忘れられないものとなります。
アサリ
画像出典：滋味深く旨味が強い！「天橋立育成あさり」（宮津市ホームページ）
アサリは年中出回っているイメージがあるかと思いますが、天橋立のアサリは、春から初夏にかけてが旬となります。
天橋立産のアサリは、阿蘇海の良質な植物プランクトンを食べて育っており、サイズが大きく肉厚で、旨味が凝縮されています。
食べ方は、酒蒸しやボンゴレなどさまざまですが、「あさり丼」が天橋立の名物グルメの1つですので、是非味わってみてください。
剣先イカ（白イカ）
画像出典：年中出合える！新鮮で旨みたっぷりな宮津の地イカ（宮津市ホームページ）
海の京都では一年を通してさまざまな種類のイカが水揚げされており、春～夏は高級イカとして名高い剣先イカ（白イカ）、秋～春にはイカの王様「アオリイカ」、真冬には細長く尖った「ヤリイカ」が楽しめます。
その中でも特におすすめなのが、「イカの王様」と呼ばれているアオリイカと並ぶ最高級種の剣先イカ（白イカ）です。
剣先イカ（白イカ）は、透明感のある身と独特の食感が特徴で、お刺身で食べると濃厚な甘味を楽しむことができ、バター焼きや塩焼き、天ぷらなど火を通しても美味しく、ぜひ味わっていただきたい旬の逸品です。
秋～冬にかけて楽しめる海の幸
日本の海には四季それぞれの美味しさがあり、天橋立をはじめとする丹後地方もその例外ではありません。
特に秋から冬にかけての季節は、海の幸の宝庫として知られています。
寒さが厳しくなるにつれ、海の中の生き物たちも身をしっかりと肥えさせ、一層の美味しさを増していきます。
ここでは、秋から冬にかけて特に楽しめる海の幸3選をご紹介します。この時期に天橋立や周辺エリアに訪れる方は、ぜひ食べてみてください。
間人（たいざ）ガニ
丹後地方の冬の代名詞とも言えるのが、間人ガニです。
間人ガニとは、間人港で水揚げされた松葉ガニのことを指し、漁獲量も少ないことから「幻のカニ」として珍重されています。
間人ガニは、深い甘みと濃厚なうま味、そしてしっかりとした食感が特徴で、冬の訪れとともに多くの観光客が丹後地方を訪れ、その美味しさを堪能します。
旬の時期には、ホテルや旅館でも提供され、刺身、焼き、鍋など、さまざまな調理法でその味わいを楽しむことができます。
ぶり
画像出典：ぶりしゃぶ発祥地（ランチ）京都北部･丹後半島で食す | 特集（海の京都観光圏）
秋から冬にかけてのぶりは、脂がのってきて一段と美味しくなる時期です。
京都府伊根町は、日本三大鰤漁場のひとつであり、ぶりの漁獲量が多く、古くから丹後地方では冬になるとブリを食べる習慣がありました。
丹後地方のぶりは、その肉厚でジューシーな食感と、独特の甘みが人気で、江戸前期の医家「人見必大」によって書かれた「本朝食鑑（ほんちょうしょっかん）」で日本一と称されました。
また、ぶりは出世魚であり、丹後地方では「出世する」「大きく成長する」という意味で縁起物とされており、親しまれています。
刺身や焼き物も美味しいですが、天橋立周辺では「ぶりしゃぶ」がご当地グルメとして有名なので、ぜひ味わってみてください。
天橋立名物「智恵の餅」
天橋立を訪れた際、地元の美味しいグルメを楽しむことは旅の楽しみの一つですが、名物スイーツのひとつとして「智恵の餅」が挙げられます。
智恵の餅は、「三人寄れば文殊の智恵」の文殊菩薩に由来があり、これを食べると智恵を授かると言われています。
この智恵の餅を作ることができるのは、智恩寺山門前に軒を連ねる四軒茶屋（吉野茶屋、彦兵衛茶屋、勘七茶屋、ちとせ茶屋）だけで、ここ以外では手に入らない特別な逸品となっています。
餡の甘さやお餅の柔らかさは4軒それぞれ違いがあるので、智恩寺にお参りした際に、それぞれのお店の智恵の餅を食べ比べてみるのもおすすめです。
ご当地グルメ「宮津カレー焼きそば」
画像出典：日本三景の街が愛したソウルヌードル「宮津カレー焼きそば」（海の京都観光圏）
天橋立のある京都・宮津の街で、近年ご当地グルメとして観光客に人気が上昇しているのが「宮津カレー焼きそば」です。
宮津カレー焼きそばは、戦後の復興期に誕生した、異国の食文化が絡み合ったご当地グルメで、宮津市街地にあった中華料理店の「平和軒」が発祥とされています。
京都丹後鉄道宮津駅の西側を中心に文珠地区や府中地区も含め、さまざまな飲食店がカレー焼きそばを提供しており、お店ごとに独自の個性が光るカレー焼きそばが食べられます。
ぜひ、個性豊かな美味しさを確かめてみてください。
まとめ
天橋立は、日本屈指の観光地として知られていますが、その魅力は美しい景観だけでなく、この地の四季折々の海の幸や旬の食材を使用したグルメが、訪れる人々の心と舌を楽しませています。
日帰りで楽しむこともできますが、ホテルや宿で滞在しながら観光をしたり、美味しい料理を堪能することで、天橋立の魅力をより深く感じることができます。
本記事の「天橋立周辺のおすすめホテル10選」でご紹介した、天然温泉&プライベートSPA 瑠璃浜・MARINETOPIA THE SUITE・天橋立離宮 星音の3施設は、日本三景の天橋立をはじめ、さまざまな観光スポットへのアクセスも良く、施設内では「海の京都」の新鮮な魚介類や旬な食材をたっぷりと使用した絶品な料理を提供しています。
どの施設も、さまざまなニーズに沿った客室プランがあり、特別な時間を過ごすことができます。
また、送迎サービスも行っているので、ご活用ください。
そして、今後は天橋立の魅力を体感していただけるよう、観光サービスも行う予定です。こちらは、チェックイン前に、天橋立を横断しながら歩いて元伊勢籠神社へ行き、元伊勢籠神社から車で伊根の舟屋へ行くという流れを予定しています。
天橋立に旅行で来られる方は、ぜひ宿泊して観光を楽しんでみてください。
