「幻の間人ガニ」は、なぜ幻と言われているのか

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「幻のカニ」と称される間人(たいざ)ガニ。その甘美な旨味、繊細なカニ身の質から、数多くの著名人や料理人に愛されています。

「間人ガニ」とは

そもそも「間人ガニ」とは、京都の丹後地方にある間人港に水揚げされる松葉ガニのことを指します。
間人港は、漁場までの距離が20~30kmと日本で最もカニの漁場に近い漁港。その日のうちに港へ戻ることができます。そのため間人ガニは、水揚げから食膳に出されるまでの間隔が短く、他では味わえない驚きの鮮度で味わうことができるのです。
また、間人ガニが生息する漁場は、全国の中でもプランクトンが豊富。そのため間人ガニは、他の地域に流通する松葉ガニよりも、サイズが大きく身が詰まっているという特徴があります。

鮮度と選別にこだわる

間人ガニは、鮮度だけでなく選別にも妥協を許しません。まず漁獲後は、漁師自らが船上でカニを一匹ずつチェック。厳格なチェックを通過したカニだけが、「間人ガニ」の文字が刻印されている緑色タグをつけることを許されます。

さらに大きさ・重さ・形・身詰まりなど、他のブランドガニとは比べものにならない高い基準で選別・ランク分けされ、仲買人達の厳しい目によって競りが行われます。
日本国内でもほとんど流通していないので日本人でも恐らく食べたことがある人は非常に少なく、それゆえ幻のカニと言われているのです。

間人ガニが日本国内で流通しない理由

間人ガニが日本国内で流通していないのは、間人ガニ漁がわずか5隻の小型漁船のみでしか行われていないからなのです。
冬の日本海で悪天候の中行われる間人ガニ漁は、いつも危険と隣り合わせ。漁に出られる日も限られているため、他の漁港と比べて漁獲量も少なく、ほとんど水揚げされません。
間人ガニの希少性と鮮度が、他のブランド蟹の追随を許さないのはそういった背景があるからです。

間人ガニを食べるには【天橋立離宮 星音】へ

では、間人ガニを食べたいと思った時は、どうすればいいのでしょうか。ネット通販や市場ではまず手に入りません。その場合、京都・丹後エリアの宿泊施設を調べてみるのがいいでしょう。間人ガニを毎年仕入れている施設もあるため、間人ガニを食べられる可能性が高いでしょう。

京都・丹後地方にある、最高級の宿泊施設【天橋立離宮 星音】では、カニ料理のプランで「幻の間人ガニ」をご提供しております。
星音は、昨シーズン1,181杯もの杯数を仕入れ、地域はもちろん日本で最多の杯数をお客様にご提供した間人ガニの一番店。
仕入れた間人ガニは、当館専用の生簀に放し飼いし、鮮度抜群の状態でお客様にお出ししています。

冬季限定で“幻のカニ”を堪能できる「間人ガニフルコース」をご用意

冬季限定で“幻のカニ”を堪能できる「<星音のベストセラー>間人ガニフルコース」。
こちらのプランでは、極上のカニの旨味を知り尽くした料理人が厳選した「0.9kg級前後の間人ガニ」をおひとり様に1杯ずつご用意。活きたままの活蟹をお客様の目の前でさばき、当館全ての調理法でご提供いたします。
日本一とも称される極上のブランドガニ・間人ガニを1杯たっぷりとご堪能ください。
※間人ガニの取扱量、最多を誇る当館では全て上位ランクの「番ガニ」を使用しております

希少な2種の天然温泉とともに

星音は、全7室のお部屋は全てオーシャンビューという最高の立地です。
冬の味覚の代表・カニ料理をお楽しみいただくとともに、海景色を眺めながら温泉でゆっくりとおくつろぎいただけます。
星音の全7室のお部屋には、全室に「金温泉」と「銀温泉」の2種の希少な天然温泉を完備。鉄分を多く含む赤湯「金温泉」には、保温・保湿効果や血行促進などの効能があり、体を芯から温めます。
“美肌の湯”とも称される「銀温泉」は、天然の保湿成分であるメタケイ酸を多く含み、美肌効果が期待できます。「金温泉」は露天風呂で、「銀温泉」は内風呂で、2種の温泉をお好きなタイミングで交互にお楽しみください。

カニ解禁は11月6日~3月20日(年度により多少の日変更あり)の冬期のみ。
間人ガニは、水揚げの産地にお越しいただいたからこそ味わえる幻の逸品です。
この冬はぜひ【天橋立離宮 星音】にて、ご家族やご友人と間人ガニのフルコースや、身体も心も癒される温泉をご堪能ください。